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グレンモーレンジィの種類や味わいと香り、価格を解説!

グレンモーレンジィはスコットランドのハイランド地方でつくられているシングルモルトウイスキーです。

日本ではあまり名前を聞かないかも知れませんが、本場スコットランドでは有名かつ多くの方に愛されているウイスキーであり、最も飲まれているシングルモルトウイスキーとも言われています。

 

実際、スタンダードボトルであるグレンモーレンジィオリジナルは大変高く評価されているウイスキーです。

今回はそんなグレンモーレンジィについて詳しく解説していきます。

種類やそれぞれの香り、味わいや価格といったことについて説明していきますので、気になる方はぜひ参考にしてください。

グレンモーレンジ

グレンモーレンジィはスコットランドのハイランド地方でつくられるシングルモルトウイスキーです。

創業者はウィリアム・マセソン。

 

なめらかで複雑な味わいが特徴的なウイスキーです。

世界的にも高く評価されているウイスキーで数々の賞を受賞しています。

グレンモーレンジィ蒸留所

グレンモーレンジィ蒸留所でつかわれている蒸留器(ポットスチル)はスコットランドで最も高いことで有名です。

 

その高さは5.14メートルとなっており、なんとキリンと同じ高さにもなります。

これによりグレンモーレンジィ独特のフルーティでフローラルな香りと味わいがうまれるのです。

 

また、グレンモーレンジィ蒸留所ではスコットランドでは珍しい硬水を仕込みにつかっている点も特徴です。

多くのミネラルが入った水をつかうことで、クリーミーな味わいがうまれています。

グレンモーレンジィの種類

それではグレンモーレンジィの種類について見ていきましょう。

グレンモーレンジィ オリジナル

グレンモーレンジィ オリジナルはスタンダードボトルです。

グレンモーレンジィの代表的なウイスキーであり、世界中のウイスキー愛飲家に好まれています。

 

爽やかなフルーティさを感じることができるウイスキーです。

また、複雑な味わいが変化していくのがグレンモーレンジィ オリジナルの特徴でもあります。

アルコール度数は40度。

 

公式テイスティングノート

香り

エスプレッソ、フレッシュミントティー、ココアをまぶしたチョコレートタルトのアロマが幾層にも重なる。
続いてプラムのプディング、砂糖漬けのオレンジピール、シナモンやジンジャー、バタースカッチの温かい香りが立ち昇り、最後にチョコレートがけのドライフルーツ、デーツ、チェリーが現れる。

味わい

とろけるような甘さと、絹のようななめらかさ。
はじけるようなスパイスとモカの苦味の対比が素晴らしい。
アプリコットの焼き菓子やオレンジピールの官能的な味わい。
加水するとシナモンとコーヒービーンズ、くるみオイル、そしてビスケットのような
麦芽の風味に包まれる。

 

グレンモーレンジィ オリジナルの価格は4,000円弱となっています。

 

グレンモーレンジィラサンタ12年

グレンモーレンジィラサンタ12年は12年以上熟成させた原酒をつかったウイスキーです。

シェリー樽にて熟成を行っておりリッチな味わいが特徴となっています。

 

オリジナルに比べるとナッツのような風味が足されており、コクのあるウイスキーです。

アルコール度数は43度。

 

公式テイスティングノート

香り

チョコレートで覆ったレーズンやキャラメルトフィーのような甘いデザートの香りの後、柑橘系の爽やかさと、クレームブリュレの焦がした砂糖と、ラムレーズンアイスクリームの濃厚な香りが訪れる。
加水すると、 ヘーゼルナッツや胡桃のオイルのナッティーさとバランスの取れたみず
みずしいデーツやキャラメリゼしたアプリコットの甘さが際立つ。

味わい

シェリー特有の甘くてフルボディーな味わいに、サルタナ葡萄、オレンジスライス、胡桃、バター・トフィーの風味。
チョコーレートでコーティングした胡桃、甘いスパイス、革のニュアンスが芳醇な味わいを際立たせる。

 

グレンモーレンジィラサンタ12年の価格は6,000円前後となっています。

 

エックス バイ グレンモーレンジ

エックス バイ グレンモーレンジィは新感覚のシングルモルトウイスキーです。

スタンダードボトルのオリジナルと比べると、甘みがましており、かつスムースな味わいとなっています。

 

ハイボールやカクテル、自分好みの色々な飲み方をするのに向いているウイスキーです。

アルコール度数は40度。

 

公式テイスティングノート

香り

洋梨、バニラ、スイカヅラ、オレンジのみずみずしい香り

味わい

オレンジシャーベット、クレームブリュレ、チョコレートファッジのはじけるような華やかな味わい

 

エックス バイ グレンモーレンジィの価格は4,000円弱となっています。

 

グレンモーレンジィ キンタ・ルバン14年

グレンモーレンジィ キンタ・ルバン14年は14年以上熟成させた原酒をつかったウイスキーです。

ルビーポートのワイン樽をつかって熟成させています。

 

ビターチョコレートの風味が特徴的です。

アルコール度数は46度とやや高めになっています。

 

公式テイスティングノート

フルーティーでフローラル、 豊潤なアロマを感じる。
酸味のあるオレンジがふわりと香る。
わずかに白檀の心地よいアロマ、ダークチョコレートの濃厚なニュアンスをかすかに感じる。
加水するとアロマは広がり、トリュフチョコレート、マシュマロ、ココナッツなどの甘美なアロマと共に、ほんのりと樽由来のウッディなアロマが残る。

味わい

濃厚でなめらかな口当たり。
ミントチョコレートが包み込むように口いっぱいに広がる。
後からフルーツキャンディ、完熟したみかんのようなフルーティーさ、僅かにトリュフチョコレートと樽のニュアンスも感じる。

 

グレンモーレンジィ キンタ・ルバン14年の価格は9,000前後となっています。

 

グレンモーレンジネクター・ドール

グレンモーレンジネクター・ドールは甘みの強いソーテルヌワインの樽をつかって熟成させたウイスキー

 

フルーティで爽やかな香り、そしてスムースな味わいを持つウイスキーでとても飲みやすいのが特徴です。

アルコール度数は46度。

 

公式テイスティングノート

香り

香り豊かなレモンクリームをのせたタルトの香りの後、ライムビールやオレンジピールを飾ったふわふわのスポンジケーキやバニラのアロマ、みずみずしい葡萄や、デーツ、温かい生姜やココナッツ、ナツメグの香りが広がる。

味わい

レモンタルトのとろけるようになめらかなクリーミーな味わいと柑橘系の果実味が溶け合う。クリーム・キャラメルやライムの風味の後、温かい生姜やナツメグやアーモンドの香ばしい風味が現れ、メレンゲや蜂蜜へと変化してく。
加水すると、レモンメレンゲ・パイの爽やかさと、フルーツの焼き菓子、クレーム・アングレーズをまぶしたジンジャーブレッドのような温かみが際立つ。

 

グレンモーレンジネクター・ドールの価格は8,000円前後です。

 

グレンモーレンジィ 18年

グレンモーレンジィ 18年は18年以上じっくりと熟成させた希少なボトルです。

オリジナルを濃くにしたような、豊潤な香りと濃厚な味わいが特徴となっています。

 

甘さを強く感じることができるウイスキーです。

アルコール度数は43度。

 

公式テイスティングノート

香り

ナッツのようなコクが、トフィーやクレームブリュレの甘さへ、そしてクリーミーなバニラの香りへと切れ間なく変化を続ける。
生き生きとしたオレンジやレモンのニュアンスの後、胡桃の香ばしさ、熟したデーツの香りが表面に現れる。

味わい

グレープフルーツやオレンジの第一印象の後、フルボディで円熟した風味がシルクのようになめらかに舌の上にすべりこむ。
とろりとした蜂蜜、モルトや花のクリーミーな味わいが、オロロソシェリーのカスクに由来するヘーゼルナッツや胡桃の温かみのある甘さへと切れ間なく続く。

 

グレンモーレンジィ 18年の価格は1万円~1万3千円程度です。

 

グレンモーレンジシグネット

グレンモーレンジシグネットは比較的新しいボトルで、チョコレートモルトがつかわれていたりと革新的なボトルになっています。

 

チョコレートモルト由来のカカオの香りを感じるウイスキーです。

リッチな味わいが特徴的で、グレンモーレンジィの中でも個性的なボトルとなっています。

アルコール度数は46度。

 

公式テイスティングノート

香り

エスプレッソ、フレッシュミントティー、ココアをまぶしたチョコレートタルトのアロマが幾層にも重なる。
続いてプラムのプディング、砂糖漬けのオレンジピール、シナモンやジンジャー、バタースカッチの温かい香りが立ち昇り、最後にチョコレートがけのドライフルーツ、 デーツ、チェリーが現れる。

味わい

とろけるような甘さと、 絹のようななめらかさ。
はじけるようなスパイスとモカの苦味の対比が素晴らしい。
アプリコットの焼き菓子やオレンジピールの官能的な味わい。
加水するとシナモンとコーヒービーンズ、くるみオイル、そしてビスケットのような麦芽の風味に包まれる。

 

グレンモーレンジシグネットの価格は18,000円~20,000円です。

 

おすすめの飲み方

グレンモーレンジィはボトルによって個性が出ており、自分好みのボトルを見つけるのが楽しいウイスキーです。

 

それぞれのボトルで自分に合った飲み方をみつけてみてください。

加水すると香りや、味わいが大きく変化しますので、ストレートやロック、トワイスアップなどで飲み比べてみると面白いですよ。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます

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